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おばあちゃんの 恐怖のゼリー 夏の特別篇2016 [つぶやき]

私が小耳にした(ラジオ)
嘘のような  お話しです







ある少年が 口にした 甘くも酸っぱい
思い出の 恐怖のゼリーのお話です

お付き合い下さいませ ^-^

少年の名前は 和夫(仮名)小学3年生

今朝も元気よく

「行ってきまーす」の掛け声で 家を出る和夫

そして
いつもの様に お向かいのおばあちゃんが
玄関を掃除しています

「和夫ちゃん おはよう また 遊びにいらしゃいね」

と 優しく和夫に声をかけるのが日課になっていました

和夫は 小学校入学前 
よく おばあちゃんの家に 上がりこみ
おやつを食べたり TVを観たり
おばあちゃんに可愛がってもらっていました

小学校に入ると 友達と遊ぶことが多くなり
おばあちゃんの 家には 殆ど行かなくなりました

和夫は いつものように
おばあちゃんに苦笑いをし
学校に行くのでした










そんなある日
学校から帰ると 
おばあちゃんが 玄関の前で 和夫を待っていました
「和夫ちゃんお帰り お上がりなさいよ」
和夫は
「あ~~でも・・・」と尻込みをしていると
おばあちゃんは 嬉しそうに
「今ね 麻里ちゃん(仮名)と啓太くん(仮名)が 
ゼリー 食べているから
和夫ちゃんも 上がって 食べていきなさいよ」

おばあちゃんは 手招きしながら ニコニコ笑っていました

今日は
妹の麻里子や弟の啓太もいるし 
まあいいか・・・

和夫は「じゃあ・・・」と言いながら
少し照れた様子でおばあちゃんの家に入りました

久しぶりのおばあちゃんの家

そこには
麻里子も啓太も 
美味しそうにゼリーを食べている姿がありました

「お兄ちゃん だ!」
麻里子が 嬉しそうに言いながら
一口大の 赤い色のゼリーを
ちゅるちゅる 音をたてながら美味しそうに食べていました

啓太は 緑のゼリー を必死に口に入れていました

「さあ お座りなさい」
おばあちゃんが 椅子を引いてくれました

和夫は 小さく うなずいて座ろうとした

その瞬間・・・
ガガガガガ~ン!

足元に あった ゴミ箱には

ゼリーの袋が・・・

和夫が見た その正体とは?

凍り付いた和夫

そのゼリーの袋には

黒い大きな・・・・

なんと

カブト虫 の写真があったのです・・・

「え”~ ぇ” まさか これは?」

麻里子と啓太に目をやると

今も
ちゅるちゅる と赤と緑のゼリー食べている

「お兄ちゃん 美味しいよ 」

和夫は 愕然とし 慌てて

「あ”~オレ 腹が痛いから スイマセン・・・」
そう言って
和夫は おばあちゃんの 家を後にしました

麻里子と啓太にとって
ひんやり冷たいゼリーは 最高のおやつだったのでしょう

おばあちゃんの
恐怖ゼリーのお話でした・・・









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8/20 21時 フジTV
土曜プレミアム ほんとうにあった怖い話
夏の 特別編2016
お楽しみに


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コメント 1

ようこくん

知らぬが仏で、知らずに食べていたら最高に美味しいゼリー、どのスーバーのお菓子売り場にもない珍しいゼリーだったのかもしれませんね(笑)
by ようこくん (2017-09-18 12:51) 

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